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賃貸物件にできた蜂の巣について

2017-07-10
おもてなし不動産 賃貸 管理 共用部 蜂の巣

アイキャッチ画像は本日、業者様へ駆除していただいたアシナガ蜂の巣です。

 

ご入居者様より連絡を受け、現地を確認、アパート共用部階段下に2カ所ありました。

確認後、速やかに駆除作業を実施し、連絡をいただいた入居者様へ施工完了の報告致しました。

 

ちょうど今頃はアシナガ蜂が巣作りを始める時期なので、業者様へ聞くとこういったお問合せはいただくことは毎年あるようです。

ネットで検索致しましたが『アシナガバチはおとなしい性格で、巣にいたずらをしなければほとんど刺してくることはなく、むしろ蛾や蝶の幼虫を駆除してくれる益虫である』とありますが、なかなか共存は難しいですね。やはり目の前にあると怖いし、不安になります。

 

今回は賃貸物件内に蜂が巣を作ってしまった場合の対応について記載致します。

 

[ 契約中のお部屋のベランダ・専用庭に蜂が巣を作ってしまった場合 ]

ベランダ・専用庭といった場所は入居者様の専用スペースとなるため、原則、入居者様自身で蜂を駆除する必要があります(専用スペースの場合、入居者様自身に管理責任があります)。よって、ホームセンター等で専用スプレーを購入し駆除を行うか、御自身で駆除できない様であれば入居者様の費用負担で業者様へ依頼いただくようになります。

ちなみに弊社の場合、業者様を手配しても中々来れない場合はを購入、弊社スタッフにて駆除する場合がございます(巣の場所と大きさにもよりますが)。あと、スプレーやジェット式は火気厳禁です。

おもてなし不動産 賃貸 管理  蜂の巣 駆除 殺虫剤

 

[ マンションやアパート等の共用部に蜂が巣を作ってしまった場合 ]

賃貸物件の場合、共通で使う階段(室)・廊下・風除室・駐輪場・駐車場・植栽等が当てはまります。こちらの場合は管理会社やオーナー様に連絡、対応を依頼するのが良いと思われます。

 

[ 例外!スズメバチの場合! ]

攻撃性及び毒性の強いスズメバチだった場合は、すぐ管理会社かオーナー様へ連絡をしてください!ご自身での駆除は危険です。

スズメバチはスズメバチ専用の殺虫剤があります。上記のジェット式はあくまでアシナガバチ用です。専門駆除業者様への依頼が一番です

自治体によってはスズメバチの駆除であれば、補助金が申請出来、補助を受けられる場合があるようです。

 

 

専有部(専用庭・バルコニー等)に蜂の巣ができた場合は原則、入居者様にて駆除をお願い致します。共用部(階段(室)・廊下・風除室・駐輪場・駐車場・植栽等)に蜂の巣ができた場合は管理会社かオーナー様へ連絡をお願い致します。ただし、スズメバチだった場合は、管理会社もしくはオーナー様へ連絡して対応していただきましょう。